肌が弱い方、アレルギーがある方などは、お店で安全なカラーをしたいけど、どんなカラーを選べばいい中々分からないかと思います。
今回は、様々なカラーを扱ってきた美容師の目線から、店舗で受けられる肌に優しいカラーの「シュミエル」についてご紹介します。
「シュミエル」のご紹介とあわせて、カラーでかぶれる原因やカラーの種類も解説させていただきます。
かぶれないカラー「シュミエル」について
カラーは、良く染まるものを選べば髪へのダメージが多く、安全なものを選ぶと仕上がりがよくないものがほとんどです。
こんな中で、様々なカラーを試し、安全性や染まりの良さどちらも満たしているカラーとしてたどり着いたのが、ヘアカラーの「シュミエル」です。
「シュミエル」は分類としては酸性カラー(ヘアマニキュア)になります。
一般的な酸性カラーと違い、髪の表面をコーティングするでなく、髪の中にまで浸透して染めることができます。
髪に浸透するので、通常の酸性カラーのデメリットである色落ちの早さや髪が硬くなったり、細くなったりするというデメリットを防ぐことができます。
安全面については、20年間以上にわたりサロンで使用してきて、お客様の肌のトラブルは一度もなく、安全面も自信を持っておすすめできます。
当店で「シュミエル」のカラーをしていただけると嬉しいですが、お住まい離れている方は、こちらから「シュミエル」のカラーを行えるお店を探せるので、ご参考にしてください。
シュミエルネットワーク|トリートメント・パーマ
カラーによるかぶれの主な原因
まずは、カラーのかぶれの原因について解説していきたいと思います。
カラー剤の中には、髪を染めるために様々な成分が含まれています。
その中で、よくかぶれの原因として挙げられる成分は、アルカリ剤と酸化染料(ジアミンなど)です。
美容室のカラーも市販のカラー商品も大部分がアルカリ剤と酸化染料を使ったアルカリカラーとなっています。
アルカリ剤を使うことで、髪を明るく染められるということで、よく使われていますが、パワーも強いので、頭皮へのダメージも大きくなります。
もう一つの酸化染料は、アルカリ剤とセットで使われますが、かぶれの原因となりやすい成分が含まれていことがあります。
アルカリ剤と酸化染料を使ったカラーについては、消費者庁からも皮膚障害についての危険性が報告されています。
消費者庁サイト
ヘアカラーの種類
ヘアカラーの主なかぶれの原因については、ご理解いただけたと思います。
次に、一般的な4つのカラーの特徴と注意点についてご説明させていただきます。
アルカリカラー
アルカリカラーの特徴と注意点は下記になります。
特徴 | 注意点 |
---|---|
染まりやすい 明るく染めることができる | アルカリ剤や酸化染料によるアレルギーのリスク |
中性カラー(カラートリートメント)
中性カラー(カラートリートメント)の特徴と注意点は下記になります。
特徴 | 注意点 |
---|---|
アルカリ剤と酸化染料が使われていないので、アレルギーリスクが低い | 他のカラーに比べると染まりにくい 色落ちしやすい |
酸性カラー(ヘアマニキュア)
酸性カラー(ヘアマニキュア)の特徴と注意点は下記になります。
特徴 | 注意点 |
---|---|
アルカリ剤と酸化染料が使われていないので、アレルギーリスクが低い | 髪の表面をコーティングするので、繰り返していくと、髪に水分が入らず、髪が硬くなったり、細くなることがあります。 カラートリートメントほどではないが、色落ちしやすい他のカラーに比べると染まりにくい |
ヘナ(植物系染料)
ヘナの特徴と注意点は下記になります。
特徴 | 注意点 |
---|---|
植物系の染料が使われている | 純粋なヘナはオレンジっぽく染まる程度で、よく染まるヘナにはジミアン(酸化染料)が入っている場合が多い 植物系の染料が肌に合わない場合があります |
まとめ
「シュミエル」はこんな方に、是非オススメしたいカラーです。
- カラーのアレルギーが気になる方
- 肌が敏感な方
- 髪にできるだけ負担をかけたくない方
「シュミエル」の取り扱い店は限られていますが、髪や頭皮へのダメージが気になるという方には、自信を持っておすすめできます。
お近くに取り扱い店があれば、是非一度お試しください。
シュミエルネットワーク|トリートメント・パーマ
近くに取り扱い店がなかったという方は、ご自宅でできる安全なカラー商品もあるので、こちらもご検討ください。
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